2014-10-17

やっぱ「イニュエンドゥ」だな。フレディ存命時のクイーン最後のアルバム


フレディ・マーキュリーといえば、このポーズしかないッショ


クイーンといったら、
「ボヘミアン・ラプソディ」だとか「ウイ・ウィル・ロック・ユー」だとか「レディオガガ」とか、
とにかくメロディアスで独創性のある音楽性で、何を聴いてもハッとさせられる名曲尽くしってカンジで、
今更なんなんダヨおまえ、ってヤツなんですが、
個人的に最も好きで心に残るクイーンのアルバム『イニュエンドゥ』について、
一発したためたろうという魂胆っす。


日ハム稲葉さんのチャンステーマ曲や、
スポーツの優勝が決まるとよく流れたりビールCMのBGMに使われるように、
楽曲はキャッチーポジティブでドラマティックといった傾向が強いクイーンにあって、
『イニュエンドゥ』は、全般的にどこか物悲しさがあって、
それは聴く側が勝手に当時のフレディの状況を背景に透かしているせいもあるのかもしれませんが、それにしても、若干異質である印象は強いです。


オープニング曲の「イニュエンドゥ」は、
ボレロのようなリズムのイントロにはじまり、
荘厳な雰囲気の曲調から一転、
クイーンお得意の転調、本作ではスパニッシュギターが炸裂するという、
初見で聴くと、まず間違いなく「エ?」と、
それまでの曲調のことを一瞬にして忘れ去ってしまうような展開に。

たぶん、ヴォーカルがなかったら、
プログレっぽい構成だ、とか感じてしまうのかもしれませんが、
やはりフレディのヴォーカルこそが全て、
あまりに歌が上手過ぎて、ヘンテコな曲展開も結局気にならないどころか、
何度でも聴きたくなるアジに満ちております。


そして、フレディの魂のシャウト&哀愁がなんとも心にクる~ような、
オーラスの「The Show Must Go On」



しゃくりあげたフレーズをさらにしゃくりあげるような、
フレディの歌いっぷり、
ドラマティックにも程があります。

やはり、既にエイズに冒された身でのレコーディングということで、
心なしか歌声の線が細いような気もしないでもないところが、
もしかしたら本アルバムを単なる従来のクイーンらしい勇猛さ・陽気さと一線を画しているように聴こえる要因のひとつかもしれないっすね。


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2014-09-05

ピンクフロイド「原子心母~Atom Heart Mother」

俗に言う「プログレッシブ・ロック」、
すなわち「プログレ」の代表格バンドといえば、
ピンクフロイドが筆頭でしょうか。

キングクリムゾンやイエスなんかもいましたけど、
その時代において「進歩的」って言葉が一番しっくりくるのは、ピンクフロイドがダントツの感がありまして。

サウンドの実験性やコンセプト、ステージなどは、時代背景を考慮しながら観てみると、
かなり先進的で独創性に満ちているなと、今でも真新しく聴けてしまいます。


テイストやスピリットなんかは、
レディオヘッドあたりが受け継いでいるのでしょうか、
この手の内向的なサウンドはブリティッシュに限ります。


一般にピンクフロイドの傑作・名盤といえば「狂気」とされていますが、
彼らをリアルタイムで知らないボクが、
当時中古CDで無造作に購入したピンクフロイドのアルバムは「原子心母

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よく雑誌なんかで見かけるレジェンドバンドだし、
「狂気」はあまりにも名盤だからなのか、
中古CDショップにあるのは「原子心母」ばっかり5枚くらいあるだけだったので、
とりあえずしぶしぶ購入。

ちなみに、乳牛の絵が描かれているだけのワケのわかんないジャケットに、
「原子心母」という謎のタイトル、
かなり嫌な予感はしておりました。



さて、どんなものかと聴いてみたら、
オープニングのオーケストラチックで妙に鬱な曲展開に、
「なんじゃこりゃ??」
と衝撃的に戸惑わされた記憶アリ。

一応通して聴き切ってみるものの、
結局、最後までピンと来ず。
決して作品が「悪い」とか「ヒドイ」という感想なのではなく、
「よくわからない。。」
というもの。

感覚的には、お経や賛美歌を聴くのと同類みたいな感がありました。。


ところが不思議なもので、
ナゾめいたものは、自分の中で可能な限り理解しようとしたくなるものなんスね、
ヒトっつうのは。
月日を経て聴き続けていくうちに、
いつしかクセになってしまっているんですね。
ジャケットの乳牛もなんだか意味あり気に見えてくるから不思議です。

ということで、
ボクの中でのピンクフロイドのフェイバリット・アルバムは、
「原子心母」
と刷り込まれてしまった次第。


ただし、
やはり初めてピンクフロイドを聴くなら、
有名な「マネー」なんかが収録されている「狂気」を聴くべきだよなと、
フツーに思いますケドね。。